イアン・ソープ
コモンウェルス・ゲームで6冠達成!
オーストラリア観光親善大使にも任命され、日本でもますます注目度アップのイアン・ソープ。先日イギリス、マンチェスターで行われた英国連邦競技会でも、その活躍には目をみはるものがありました。シドニーオリンピックから2年。再び大舞台での超人ぶりは連日トップニュースとなり、オーストラリア中をかけめぐりました。今回は大会での活躍の様子と、イアンのコメントを紹介します。
英国連邦競技会(コモンウェルス・ゲーム)は英国連邦下72カ国あまりが参加する、一大スポーツイベント。オリンピックと同じく4年に一度行われ、その盛り上がりはまさにイギリス版オリンピックといったところ。次回2006年度はなんと、地元オーストラリア、メルボルンで開催され、今年度以上の盛り上がりと活躍が期待されています。
イアン・ソープ選手は7種目出場。そのうち、なんと6つの金メダルを獲得、見事6冠を達成。今大会のオーストラリア最多メダル獲得者となりました。同じくオーストラリアのマット・ウェルシュ選手に破れ、おしくも銀メダルとなった男子100m背泳ぎにおいても、ウェルシュ選手は大会新記録の54秒72。イアン・ソープ選手は1位には手が届かずとも、自己最短記録55秒38を達成しました。7冠を逃した背泳ぎについて、ソープ選手は
「みんな背泳ぎのことを聞くけど、ぼくはみんなが言うほど悔しいと思ってないんだ。」
写真:「イアン・ソープ-The Journey」表紙
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「もちろん、もっと早く泳ぎたい。でも、金や銀のメダルより、ぼくにとって一番大切なのは自分で満足できる泳ぎをすること。背泳ぎに関してはいい泳ぎができたと思う。実をいうと、背泳ぎは金メダルを取ったいくつかの種目より満足度が高いんだ。もっと早く泳げたはずだ、と不満が残った種目が2つほどあるからね。」
と言っていました。
なんと、今大会で7冠を狙っていたというソープ選手。男子4X100mリレーの一員として6つ目のメダルを手にした直後のインタビューでは、
「今回の満足度は10点中8.5だな。前回の世界大会は9.0点。前回より少し劣るけど、かなりいい調子だよ。」
と満足げでした。
「自分でこれぐらいは達成したい、できるはずだ、と目標を定めて、それを実行したことに満足しているよ。」
世界のプロ・スイマーの中でナンバーワン・ヘビー級チャンピオンのイアン・ソープ。今回は2年前のシドニーオリンピックよりも更に5キロ増え、世界一体重の重いプロ水泳選手として報道されましたが、これについては、
「重い分だけ、より水を効果的にキャッチできると思ってるよ。女子テニスの試合を見ると、体が大きく、たくましい選手の方が安定した力強いプレーをしている。それと似ているんじゃないかな。」
ソープ選手は8月下旬から横浜で開催されるパン・パシフィック水泳選手大会にももちろん出場します。英国連邦競技会で堂々トップの座を得たオーストラリア水泳チーム。英国連邦競技会の水が乾くのもつかの間、横浜でのライバルチーム・アメリカ妥当を目指して猛特訓をしているとのこと。
「いつでも、ほんの少しでも早く泳ぎたいと思ってるよ。」と言うソープ選手。続いての活躍も多いに期待できそうです。
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