コアラまめ知識
英語では時々コアラ・ベアKoala
Bear呼ばれるコアラですが、もちろん熊の種類ではなく、世界でも数少ない有袋類の一種です。コアラに一番近い種は、オーストラリアではおなじみのウォンバット。お母さんコアラやウォンバットのおなかに付いている袋の入り口が、どちらも下側に付いています。
熊の赤ちゃんが十分大きく育ってから生まれてくるのに対して、コアラの赤ちゃんは親指ぐらいの小さな状態で生まれてきます。その後、7ヶ月前後お母さんコアラの袋の中で育ち、その後、袋の外へ出られるようになってからは、お母さんの背中におんぶされて育ちます。日本でもそのかわいらしい仕草ゆえに、良く知られていますね。
コアラがユーカリの葉を主に食べているのはよく知られていますが、ユーカリの葉には強い毒素が含まれているのはご存知でしょうか?コアラには腸から枝分かれしている2mにも及ぶチューブ状の器官があり、その器官で解毒を行っていると言われています。しかし、ユーカリの持つ強い毒をコアラが実際にどうやって解毒するかは、実はまだ謎のままなのです。
コアラ一頭あたり一日に0.5キロはユーカリを食べるとされていますが、ユーカリには栄養分が少ないので、夕方の活動時間以外は、昼間はずっと木の上で眠り体力を温存しています。私達が日頃、コアラの昼寝姿ばかり見ているのはこのせいなのです。
豊かな土壌に育ったユーカリの方が栄養価が高く、コアラの好みでもあります。でも最近は伐採が進み、コアラの住み安い環境が損なわれつつあります。仕方なく質の劣るユーカリの葉を食べに、道路を渡った若いコアラが車にはねられるなどのかわいそうな事故もあります。
写真提供:クイーンズランド観光局
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